着メロの業界〜スマホ時代に向けて

スマホ時代に向けてた着メロ業界

2002年にauで登場した着うたは、ソフトバンクでもドコモでも扱わざるを得ないほど大ブレイクしたことによって、少し下火と見られていたのが着メロです。ただし着メロは着うたと違い、音源データ自体は自作できることから、著作隣接権は着メロデータを作った人に帰属するため、楽曲の使用許諾に関してはJASRACを通すだけで済みます。着うたのようにレコード会社から許諾を得るということは不要であり、自由に参入でき、また配信事業も行いやすいというメリットがあります。業界としては、市場を着うたに侵食されてしまった面はありますが、着メロはより純粋な音楽好きから好まれる傾向があることから、根強い着信メロディユーザーによって市場は枯渇することなく存続しています。

 

また利用者にとっても、着メロは料金が安いというメリットがあります。利用者の端末が携帯からスマートフォンに移り変わったとしても、一度着メロのオリジナルな魅力にハマったユーザーはそこから簡単に離れてしまうことはないでしょう。

 

もともと着メロ(着信メロディ)配信業界にはカラオケ事業者が多く参入していたわけですが、現在は多様化し、スマートフォンアプリなどのソフトを開発するようなベンチャー企業が、着メロを制作し配信しているケースが増えています。今後はスマホ向けの着メロアプリなどが求められるわけですから、小さくてもソフト開発に長けた企業が着目メロ業界の主役を担うことになっていくと考えられます。

 

今後の着うたと着メロの業界で無視できないことは、当然ですがスマートフォンの普及です。現在、日本音楽著作権協会(JASRAC)や日本レコード協会(RIAJ)、イーライセンス、ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)、ネットワーク音楽著作権連絡協議会(MMRC)の 5 社・団体は、『スマホでも音楽』というキャンペーンを掲げ、携帯ユーザーが『Android』スマートフォンへ切り替えるにあたり、すでに購入した楽曲と同一の音源を、無料でスマートフォンにもダウンロードできるようにするという特別措置を進めています。これはもちろんスマホユーザーが増えていくなかで、音楽配信の市場の先細りを食い止めることがいちばんの目的と考えて良いと思います。
なお対象となる楽曲はフルレングスの着うたフルかダウンロードシングルで、着うたは対象外となります。またiPhoneは対象スマホからは除外されています。

 

スマートフォンは言ってみれば小さなパソコンですから、自分で聴くための音楽をCDなどで所有していれば、音楽配信サービスを利用する機会は減少していくと考えられます。それだけに今後音楽配信サービスの意義が問われることは必須で、新たしい時代に向けて業界全体で協力し、音楽配信サービスの質の向上を考えていかなければならないでしょう

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